国際通貨基金(IMF)は9月30日、今年第2四半期(4~6月)の外貨準備高統計を発表した。中国が初めてIMFに報告した公式データも含まれている。1日付で聯合早報網が伝えた。
新華網によると、今年第2四半期の世界の外貨準備高は11兆5000億ドルで、前四半期の11兆4000億ドルを上回った。IMF統計部門が管理する外貨準備高統計は米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円、スイスフラン、オーストラリアドル、カナダドルの7通貨。
IMFは四半期ごとに世界の中央銀行の外貨準備高を発表しているが、国別の統計は明らかにしていない。世界96カ国・地域が公的外貨準備の通貨構成に四半期ごとにデータを提供することになっており、中国もその中に含まれている。