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中国、今年の洗濯機販売台数4.11%増

今年は主な家電製品の販売がマイナスとなる中で、洗濯機だけはプラスを維持している。今年1~7月の洗濯機の販売台数と販売額は前年同期比それぞれ4.11%、4.37%伸びた。9月23日、中国証券報が伝えた。

今年前半、洗濯機メーカーの業績はそろって喜ばしいものとなった。ハイアールの今年前半の洗濯機事業の売上高は同5.7%増の68億5700万元で、3000元以上のドラム式洗濯機のセグメントで46%のシェアを獲得した。傘下ブランドのcasarte系列商品や8、9キロの大容量ドラム式洗濯機の発売によって、5000元以上のドラム型洗濯機市場のシェアは5ポイント上昇し23%となった。

小天鹅の今年前半の売上高も同22.67%増の61億200万元、純利益は同36.14%増の4億3100万元と大幅増になった。ワールプール中国の売上高は同7.65%増の27億7700万元、純利益は3.25%増の2億300万元。特に洗濯機が好調で冷蔵庫の伸びを上回った。また、TCLの今年前半の洗濯機の販売台数も同9.8%増の150万台を突破した。

国家信息中心資源開発部の蔡莹副主任は、「洗濯機メーカーは差別性のある製品を提供し、サービス水準も高い。商品の細分化によってさまざまな消費需要に対応している」と分析した。

また、今年1~8月の洗濯機のオンラインでの販売台数は同80.9%増の399万6000台、販売額は同87.0%増の53億元となり、オンライン販売のシェアは全体の20.6%を占めた。