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中国企業の海外M&Aが過去最高

プライスウォーターハウスクーパースの調査報告によると、今年前半の中国本土企業の海外M&A件数は前期比17%増の174件、金額は同24%増の272億ドルで過去最高となった。8月21日、新華網が伝えた。

民営企業によるM&Aが活発化しており、件数は同50%増の105件、金額は同148%増の123億ドルだった。

プライスウォーターハウスクーパース中国企業融資部のパートナー黄耀和氏は「民営企業は海外で商品や科学技術、産業のレベルアップの機会を積極的に模索している。特にアジアやオーストラリアを足掛かりとする動きがみられる」と分析した。

美中投資集団の高騰CEOは「過去3年、中国の米国における投資の80%は大手国有企業によるものだったが、最近は構造が変わり、70%が民営企業や私有資本になっている」と指摘した。