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一帯一路構想から1年、「大きな成果」 中国発改委

中国国家発展改革委員会は、習近平国家主席が提唱したシルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードからなる「一帯一路」構想が、提唱後1年強を経て五つの面において大きな成果を得たと発表した。8月3日、中国新聞社が伝えた。

一つ目はトップダウンだ。習近平主席は3月28日にボアオ・アジアフォーラムで一帯一路戦略構想について演説した。フォーラムの間に関係機関は一帯一路を注目トピックにするためにさまざまな取り組みを行った。

二つ目は国際認知度の向上である。習近平主席と李克強首相は外遊の際に一帯一路構想をキーワードとして多用し、関係国家へ浸透させた。

三つめは協業の合意である。中国はロシア、ハンガリーなど多くの国々と一帯一路構想を共同で推進することに合意した。

四つ目は建設プロジェクトだ。中国とパキスタンの経済回廊は順調に進み、習近平主席がパキスタンを訪問したときに署名したプロジェクトの金額は460億ドルに達した。インドネシア訪問の際にも、高速鉄道建設での協業に合意した。ほかにも多くの国と、インフラ整備分野での協業が進んでいる。

最後は一帯一路を推進するシステムの整備だ。政府部門はエネルギー、農業、生態環境保護、教育、文化などの分野で一帯一路計画を実行に移すための体制を構築し、作業はすでに始まっている。