中国国営の中国証券金融(証金公司)は先日、5社のアクティブファンドに2000億元を投じる市場救済策を表明していたが、その具体的内容が明らかになった。これまでファンド2社がそれぞれ400億元のファンドを組成し、資金を得ていたが、残りの1200億元は南方基金と招商基金、易方達基金の3社に投じられる。7月31日、京華時報が伝えた。
3社は今週水曜日に自社のサイトで新ファンドの募集説明書を公表し、市場の注目を集めていた。募集期間は31日の1日だけとなっており、証金公司が市場救済のためにファンドを通じて1200億元を投入するとの見方が広がっている。
7月13日にはファンド大手の華夏基金管理、嘉実基金管理がそれぞれ400億1100万元、400億1000万元のファンドを組成し、証金公司の資金を得たため、市場で「国家隊市場救済資金」と呼ばれた。