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中国中西部、鉄道路線が続々開通

ウルムチ高速鉄道の新駅の主要工事が完工した。今年末までに建物の一部が営業を開始する見込みだ。7月26日、人民日報が伝えた。

新疆の鉄道は昨年以来、過去最大の投資が行われ、続々と路線が開通している。昨年末時点で新疆鉄道の営業距離は210年比50%増の5760キロとなった。

新疆鉄道の建設は中西部鉄道開発の縮図と言える。中西部地域の経済成長を重視する政府方針を受け、中国鉄路総公司も中西部の鉄道建設に資源を重点投入している。今年前半の国家鉄道の固定資産投資実績は前年同期比12.7%増の2651億3000万元で、ラサ-ニンティ路線など重点プロジェクトが着工した。新規開業したのは2226キロで、そのうち半分が中西部に集中している。特に6月には沪昆高鉄(上海-昆明)の新晃西-貴陽北段、鄭焦都市間鉄道、合福高鉄の3路線が相次ぎ運行を開始し、中国の高速鉄道営業距離は1万7000キロを突破した。

鉄道、特に高速鉄道の開通は中西部の経済、社会に追い風となっている。トルファン旅遊発展公司の秦暁峰副総経理は「今年前半に高速鉄道や観光列車が相次いで開通し、観光者数は前年同期比37%増えた。観光地の入場料収入も56%増となっている」と紹介した。