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アジア通貨値下がりで、訪台観光客の消費額が減少―台湾メディア

台湾・自由時報電子版は26日、昨年アジアの通貨が競うように値下がりしたことで、昨年の日本や中国本土をはじめとする外来観光客の1人1回あたりの平均消費額が前年より約4%減少したとする、工商時報の報道を伝えた。

台湾政府・観光局が発表した「来台旅客の消費および動向調査」によると、昨年における外来観光客全体の1人あたり消費額は1475ドル(約18万3000円)で、前年比4.03%減となった。

最も大きく減少したのは日本人観光客で、1人あたり1日243ドル33セント(約3万100円)で同8.27%減った。ただ、それでも消費額が全体の中で最も多いという。なお、来訪人数が最も多い中国本土の観光客は128ドル46セント(約1万5900円)で6.8%の減少となった。