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アジアの経済成長率予測を下方修正 アジア開銀

アジア開発銀行は中国などアジア国家の今年と来年の経済成長予測を下方修正した。7月16日、中国証券網が伝えた。

アジア開銀はアジアの新興国の経済成長率予測を今年は6.1%、来年は6.2%に下方修正した。3月時点では両年とも6.3%と予測していた。

中国については今年を7.2%から7.0%に、来年を7.0%から6.8%に修正した。一方南アジアの今年の成長率は「ネパール経済が地震の影響などで弱含むが、バングラディッシュの生産が好調で、インドも農業が成長している」として、7.2%から7.3%に引き上げた。 

東南アジアは今年を4.9%から4.6%に、来年を5.3%から5.1%に引き下げた。東南アジア最大の経済大国であるインドネシアについては「政府の改革にまだ時間がかかる」として、今年の成長率予測を5.5%から5.0%に、来年を6.0%から5.6%に引き下げた。