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中国人の平均可処分所得、9%増の1万931元

2014年第1四半期の調査開始以来、中国人の収入の伸び幅は連続して国内総生産(GDP)成長率を上回っている。中国国家統計局によると、今年前半の全国国民平均可処分所得は前年同期比9.0%増の1万931元で、実質増加幅は7.6%と、今回もGDP成長率(7.0%)を上回った。7月15日、中国新聞網が伝えた。

都市住民の平均可処分所得は1万5699元。名目では同8.1%増、実質では同6.7%増だった。農村住民の平均可処分所得は名目同9.5%増、実質同8.3%増の5554元。都市と農村の格差は縮小した。

また、第2四半期末時点で、出稼ぎに出ている農村労働力は同0.1%増の1億7400万人だった。

国家統計局の盛来運報道官は「農民工は計2億7400万人おり、人口の5分の1を超えている」と述べた。ただし、増加の勢いは鈍化しており、盛来運報道官は「外に出る気のある若い労働力はだいたい出尽くした」と説明している。