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中国の消費者マインド安定―第2四半期

首都経済貿易大学統計学院と中央財経大学統計数学学院は、今年第2四半期の中国消費者のマインド指数が前期比1.9下降の102.4だったと公表した。前年同期比では9.1上昇した。7月9日、経済参考報が伝えた。

報告は「第2四半期に政府が多くのミニ刺激策を出し、徐々に効果が現れている。第3四半期の消費者マインド指数も100以上を維持するだろう」と分析している。

項目別にみると第2四半期は経済成長マインド指数が118.8。前期比1.6マイナスで、前年同期比では8.1プラスだった。雇用マインド指数は前期比1.2プラス、前年同期比7.2プラスの109.9だった。雇用現状指数は前期比2.2プラス、前年同期比6.8プラスの107.5で過去最高。消費者は雇用状況に楽観的な見方をしている。このほか、消費者生活マインド指数は前期比3マイナス、前年同期比2.2プラスの114.5だった。

報告は「主要指標がいずれも100を超え、消費者の先行きへの見方は安定している。物価、不動産マインドは100を下回り、悲観的だが、数値は上昇している」とまとめた。