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石炭企業の業績悪化、給与カット相次ぐ―中国

石炭企業の経営難が深刻化し、給与を4割ほどカットする企業もある。今後の状況も予断を許さない。7月5日、中国網が伝えた。

中国の石炭価格は2013年から下降の一途をたどっている。今月1日に環渤海動力煤価格指数は1トン418元で、今年初めから102元下落し、この10年で最低水準となった。第1四半期、上場している石炭39社のうち半数近くが赤字を計上した。神華のような大手企業でさえも、給与体系の見直しを迫られている。

神華寧夏煤業集団の広報担当者は、「幹部の年収を40%引き下げるなど、現場のオペレーター以外は5月から給与カットを実施している」と述べた。

エネルギー専門家の柏強氏は「業界の最大の問題は生産設備の過剰で、解決には生産設備を閉鎖するしかない。炭鉱に減産させるのは難しい」と指摘した。