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中国人民銀エコノミスト、今年のGDP成長率予測7%に下方修正

中国人民銀行研究局のチーフエコノミスト馬駿氏などがまとめた「2015年中国マクロ経済予測」は、今年の中国の国内総生産(GDP)成長率予測を7%に下方修正した。6月11日、京華時報が伝えた。

報告は景気の下押し要素として、①輸出の伸び悩み、②不動産開発投資の減速が予測を上回っている、③銀行の貸し渋りを挙げた。また、今年前半は経済が振るわなかったものの、政策効果や世界経済の回復などで年後半は持ち直すとの見方を示した。

また、消費者物価指数(CPI)は前年同期比で1.4%上昇すると予測。従来予測から0.4ポイント下方修正した。