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中国農機、2020年に国産化90%

工業情報化部は「中国製造2025」計画について、重点的に投資するハイレベル数値制御工作機械、ロボット、航空・宇宙設備、海洋エンジニアリング設備・ハイテク船舶、先進軌道交通設備、省エネ・新エネルギー自動車、電力設備、農業機械設備の8分野について詳細に説明した。5月25日、中国証券網が伝えた。

農機分野について、工業情報化部は2020年までコア機能部品などの開発能力を築き、国産農機の市場シェアを90%に高める目標を立てた。200馬力以上の大型トラクター、綿花収穫機などハイテク製品の市場シェアを30%に高める。また、2025年までに大衆穀物や戦略性経済作物の生産工程をカバーする機械をそろえ、国産農機の市場シェアを95%に高める。その時点で200馬力以上の大型トラクター、綿花収穫機などのハイテク農機の市場シェアは60%以上とする。

工業情報化部はさらに、農機の今後の成長方向性として、スマート化や全工程の機械化を推進するとともに、技術密集型のハイテク農機の研究開発を進める。インターネット、クラウド、ビッグデータ、ユビキタスネットワークなどIT技術を取り入れ、新世代農機設備を製造する。