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中国のコンビニ業界、昨年の売上高25%増

中国連鎖経営協会が公表した2014年の全国コンビニ売上高は前年比25.12%増、店舗数は同21.96%となり、成長がひとけた増にとどまった百貨店やスーパーと明暗を分けた。5月14日、新華網が伝えた。

同協会の裴亮秘書長は「中国のコンビニ業界は規模拡大によって利益が増えており、一店舗あたりの経営効率は改善の余地がある。また、店舗当たりの平均売上は最高1万5000元から最低755.5元と20倍の開きがあり、他業態に比べて格差が大きい」と指摘した。

昨年のコンビニ業界の平均粗利益率はスーパーなどを上回る24.27%で、店舗別では36%~16.5%となっている。現在、コンビニの60%が自社ブランド商品を開発しているが、販売に占める割合は低く、裴亮秘書長は「自主ブランドを強化するなどして競争力を高めなければならない」と述べた。