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アリババ、売上高45%増 2015年3月期

アリババ集団が公表した2015年度第4四半期(3月期)の売上高は前年同期比45%増の174億2500万元で、市場予測の168億3000万元を上回った。EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は85億8000万元で、市場予測は86億2000万元だった。純利益は同16%増の77億4100万元だった。5月7日、Wind資訊が伝えた。

決算報告によると今年3月末までの12カ月で、タオバオ(淘宝)、Tmall(天猫)など中国の小売りプラットフォームでの常連顧客は同37%増の3億5000万人となり、前年同期より9500万人増えた。1、2級都市のユーザーの伸びが目立っている。ユーザーの伸びと品数の充実でアリババの中国での小売りプラットフォームの成約額は同40%増の6000億元に達した。

また、モバイル端末経由の小売りプラットフォームの取引額は初めて全体の50%を超え、3040億元となった。

またアリババは、張勇氏を10日に新CEOに任命すると発表した。現職の陸兆禧CEOはアリババの取締役会副主席に転じる。