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北京の5つ星ホテル60軒が赤字、客室の空き4割にも・・国の引き締め策などが影響

中国・新華網の1日付の報道によると、昨年、北京市内の5つ星ホテル60軒はいずれも赤字で、客室稼働率は平均6割にとどまった。当局による規律引き締めのための「八項規定」、また形式主義やぜいたくを戒める「反四風」運動などが影響したという。

北京の5つ星高級ホテルはかつて、公的機関による会議や公費接待などによって潤っていた。

しかし報道によると、昨年、北京の一部の5つ星ホテルでは引き締め策の影響で公費による消費が落ち込み、経営戦略の転換も迫られる状況となった。より低価格のホテルに転身する動きが出ている。

北京首旅集団の段強董事長は、昨年、北京の5つ星ホテル60軒がいずれも赤字で、客室の空きが4割にも上ったことを指摘。宿泊料金も平均的に下がってきたと話した。