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山梨県内の外国人宿泊者「伸び率全国1位」

 観光庁が26日に発表した平成26年第4四半期(10~12月)の宿泊旅行統計調査で、県内宿泊旅行者が166万人、うち外国人が24万人となったことが分かった。この結果、26年1年間の宿泊者は754万人となり、対前年比8・9%の増加となり、伸び率では全国5位。後藤斎知事は定例記者会見で、宿泊者数のうち外国人は過去最多の94万人となったとして、「前年よりほぼ倍増の91・3%の増加。これは全国1位の伸び率」と力を込めて語った。

 理由を後藤知事は世界文化遺産となった富士山の魅力が「好影響を与えた」とし、特に「中国人観光客は対前年比3倍の37万人と過去最高となり、外国人宿泊客全体の44・5%を占めた」と調査内容を分析し、今後も外国人旅行者の受け入れ環境整備に注力する考えを示した。