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アップル、サムスンからチップとバッテリーの専門家をヘッドハンティング―中国メディア

米アップルが高額の報酬と魅力的な福利厚生を提示して、韓国サムスンのチップとバッテリーの専門家をヘッドハンティングし、カリフォルニア州にある本社に引き入れている。24日付でcnBeta.COMが伝えた。

韓国メディアが匿名のサムスン関係者の話として伝えたところによると、アップルは狙いを定めたサムスンの専門家に対し、現状より広い独立したワーキングスペースと現在より高い報酬を提示する。アップルは電気自動車(EV)を開発しているとの噂があり、バッテリーの専門家に対する関心はこうした背景があるとみられる。

アップルが不当な方法で米電池ベンチャー「A123・システムズ」からバッテリー専門家を引き抜いたことが、同社がアップルを提訴したことで明るみになった。サムスンは23日のレポートで、大半の社員が英語を話せるため、米国で仕事をする上でも言葉の障害はないと報告している。サムスンとアップルは互いに強力なライバルだが、一部の部品においては緊密な協力関係にある。