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23日 1月 2015

高速鉄道用地震警報システムの開発進む―中国

中国政府の地震部門と鉄道部門は列車に搭載する地震検知及び緊急対応システムの開発に成功、高速鉄道の地震予知能力の向上が期待される。１月２０日、中国経済網が伝えた。

中国地震局工程力学研究所の李山有副所長は「地震検知にはＰ波の検知とＳ波の検知がある。中国は高速鉄道路線にＳ波検知システムを導入していたが、今後はさらに先進的なＰ波の検知システムの建設を進める」と述べた。

李山有副所長によるとＰ波はＳ波よりも早く地震を捉えることが可能で、中国地震局は２０１２年２月から中国鉄路総公司と共同でＰ波を検知するシステム構築に取り組んできたという。現在、屋内や現場のテストで良好な成果が出ており、実用化に向け順調な足取りとなっている。