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「90後」の責任感、全世代で最高 中国リーダーシップ能力調査

「2014中国経理人リーダーシップ能力調査研究」によると、1990年代に生まれた「90後」のリーダーシップ能力がもっとも高いことが明らかになった。正道リーダーシップ能力センターの劉瀾首席顧問は「90後のマネジャーたちの責任感はほかの年齢より高い。我々はこの世代への見方を改める必要がある」と述べた。1月14日、北京晨報が伝えた。

調査は管理職にある1491人を対象にリーダーシップ能力を学習力、指導力、関係力、開拓力の4方面から分析。管理層のリーダーシップ能力とその影響力は正の相関関係を持つとした。調査結果によると開拓力を除いたすべての面で90後が最高の数値となり、「60前」が最も低かった。 

一方、日系企業及び中国と外資による合弁企業の管理職のリーダーシップ能力は最低となった。日本留学の経験がある、和君咨詢のパートナー尉洪朝氏は「日本企業の管理制度は非常に厳密で、職位によってルールも違う。これに対して『85後』、『90後』といった世代はこういったルールに従う気持ちがない。日本企業に働く中国人スタッフの考え方は20年前とはまったく違う」と指摘した。