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中国、今年前半に小幅利下げも―交通銀行報告

交通銀行金融研究所は6日に公表した「2015年中国マクロ経済金融展望報告」の中で、今年前半に中国が利下げを行う可能性を指摘した。7日、中国証券報が伝えた。

ただ、現在の融資基準金利は過去最低の水準で推移しており、利下げの余地は少ないため、小幅なものとなる見通しだ。預金準備率の引き下げは1~3回行われると予測した。

報告は、今年の金融政策について緩和傾向が継続するとしている。交通銀行チーフエコノミストの連平氏は「融資金利がすでに市場化しており、国内外の金利差の縮小で資本流出も進んでいる。2008年後半のように頻繁に利下げをするかもしれないが、程度は小幅にとどまるだろう」と述べた。