無料相談受付中

中国公共部門の純資産は106兆9000億元―中国メディア

中国人民銀行金融研究所が作成した中国政府のバランスシートによると、2013年の中国の公共部門の純資産は106兆9000億元で、広義の政府純資産は92兆3000万元、狭義の政府純資産は55兆3000億元だった。研究報告は「政府の純資産額は数字上は巨額とは言えないが、構造的に安定している」とまとめた。21日、京華時報が伝えた。

狭義の政府純資産とは立法権、行政権、司法権が及ぶ範囲を指し、広義の場合は学会や協会などの組織も含む。公共部門は政府の管理下にある企業も含まれる。

中国の狭義の中央政府総資産はGDPの26%に相当し、広義の政府部門の企業・事業所への出資額はGDPの34%に相当する。外貨準備金の支えもあり、政府の経済コントロール力は安定していると言える。