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年末年始に中国人の海外旅行増加、日韓への個人旅行は5割増―中国メディア

クリスマスと正月が近付き、中国で海外旅行の申し込みが急増している。複数の旅行会社によれば、近場では日本、韓国、タイへの旅行が、また長距離では米国への旅行が人気だ。中国新聞網が14日伝えた。

旅行情報サイトの携程網によると、11月中旬以降、クリスマスシーズンの旅行の申し込みが増え、特に日本、韓国行きの個人旅行の申し込みは5割増の勢いだ。中国でクリスマスは祝日ではないが、一部の人は年休をとってクリスマスと正月を海外で過ごす。

日本に旅行する中国人の間ではこの時期、大みそかに神社や寺に参拝して除夜の鐘を聴いたり、温泉で雪見風呂を体験したりといった旅行などが人気だ。

日本旅行の人気が高い理由について業界関係者は、円安が続いていること、また今年10月から日本で外国人旅行者に対する消費税免除の制度が拡充されたことにあると分析している。

また韓国旅行の人気の理由は、クリスマス期に韓国国内のデパートなどで大々的なバーゲンが行われることにあるという。