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23省の賃上げ基準平均12% 前年より低下―中国メディア

中国の全国23省がこれまでに公表した2014年企業給与ガイドラインによると、賃上げ基準は平均12%と、鈍化傾向を示している。11日、中国新聞網が伝えた。

ガイドラインに強制力はないが、労使交渉や企業の賃金検討の際の参考材料となる。23省のうち、賃上げ基準が最も高かったのは河南省と新疆で15%、最も低かったのは広東省の9%だった。同省は昨年から1.5ポイント下降し、現時点で唯一の10%割れとなっている。

中国社科院人口労働経済所の張車偉副所長は「経済成長が鈍化し、人件費も上昇しており、思い切った賃上げは難しい。環境を改善するため、企業の負担を軽減する政策が必要だ」と指摘している。

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/404145/