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シャトレーゼ、星の伊勢丹に限定出店ー本格的ASEAN進出も視野に

全国に455店舗を展開する菓子メーカー「シャトレーゼ」(山梨県甲府市)が11月6日、シンガポール伊勢丹スコッツ店(350 Orchard Road)に期間限定で出店した。(シンガポール経済新聞)

 2012年4月には、オランダ菓子メーカーMaitre Paul(メートル・ポール)社をシャトレーゼグループに加え、オランダでの出店を果たした同社。2015年5月以降、フィリピンやシンガポールを中心としたASEAN諸国に5店舗の出店を予定しており、今回の期間限定出店は今後のアジア戦略を見据えたテストマーケティングと位置付ける。

 しっとりとしたバニラスポンジで、甘酸っぱいイチゴ生クリームと生クリームをサンドし、生クリームを絞り、チョコレートとラズベリー、マンゴーを飾った「Fresh Cream」、同じくバニラスポンジで、洋梨のシロップ漬けとカラメル生クリームをサンドした「Caramel」、チョコスポンジで、白州名水仕込みの自家炊き粒餡(つぶあん)入り生クリームをサンドし、仕上げに黒豆とチョコレートを飾った「Matcha Tea」など5種類の「Special Cake Bar」(各15.3ドル)やシュークリームなどを用意する。

 「『日本のスイーツを味わっていただき幸せになってほしい』という思いから、山梨県の白州名水や搾りたて牛乳、産みたて卵など日本で調達した新鮮な素材を使ったスイーツを用意した」
と担当者。「素材にこだわったスイーツの本当のおいしさをアジアに伝える新しいチャレンジ。5、10年先を視野にアジア展開を推進していくことで新事業として拡大させていきたい」とも。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141111-00000000-minkei-asia