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山梨県内の今夏の節電、最大使用電力比で22%減

県は東京電力の協力を得て、今夏の県内電力需給と県管理施設の節電取り組み結果をまとめた。平成23年の東日本大震災を機に始めた「やまなし省エネ県民運動」を今夏も県民に呼びかけ推進した。気温36・3度を記録した8月20日の最大使用電力は102・5万キロワット。県民の協力によって震災前の22年の最大使用電力と比較して28・8万キロワット、22%のピークカットとなった。

 また県では県庁と県管理施設で、7~9月に節電対策として22年比使用電力15%の削減目標を設け、エアコンの温度設定28度、不要照明の消灯、エレベーター運転自粛などを実施。3カ月間の気温35度以上の猛暑日が今夏は昨夏の約半分の14日間という気象状況も手伝い、消費電力が7月27・6%減、8月19・7%減、9月29・6%減(いずれも22年比)で目標を上回る削減ができたとした。

(YAHOO!ニュース)