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上海久事、ヤマトとの宅配事業から撤退=赤字拡大で

写真はイメージです
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23日付の中国紙・上海証券報(A14面)によると、上海市当局系総合投資会社の上海久事公司は、ヤマトホールディングス(東京都)など2社と合弁設立した雅瑪多(中国)運輸の持ち株17.5%を売却し、経営から撤退する方針だ。株式は上海聯合産権交易所を通じて4228万元で売り出す。ヤマトが優先取得権を行使し株式を買い取るとみられる。これにより、ヤマトの出資比率は82.5%に拡大する見込み。


雅瑪多(中国)は10年から上海で宅配便事業を開始した。11年と12年業績は8591万元と1億3000万元の最終赤字を計上した。13年1~8月も売り上げ6274万元に対し、6328万元の赤字だった。(時事)