無料相談受付中

中国首相「人民元の下落が続く要素はない」 安定維持できるとの見方示す

中国の李克強首相は25日、「人民元の下落が続くという要素はない」と発言した。シンガポール・聯合早報網が同日伝えた。

中国中央電視台(CCTV)の報道によると、李首相はこの日の午後、カザフスタンの要人と会談した際、「中国は今年の経済発展目標を達成できるだけの力と条件を備えており、人民元の下落が続くという要素はない。元は合理的水準で基本的な安定を維持できる」と述べた。

また、「世界経済の情勢はこのところ不透明で、市場の変動が大きく、中国経済も一部、影響を受けている。ただし、中国経済を全般的に安定させるファンダメンタルズに変化はない。実体経済の好転を支える好条件が積み重なってきている」とも指摘した。