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中国の半導体消費成長、4年連続で世界を上回る

プライスウォーターハウスクーパースは報告書で、2014年の中国の半導体消費増加率が4年連続で世界平均を上回ったと紹介した。昨年末時点で、中国の半導体消費の世界シェアは過去最高の56.6%となっている。8月11日、新華網が伝えた。

昨年の世界の半導体チップ市場は9.8%成長だったのに対し、中国は12.6%だった。過去11年の年平均成長率でみると中国は18.8%で世界は6.6%となっている。

プライスウォーターハウスクーパースの中国通信、メディア、テクノロジー業界パートナーの高建斌氏は「中国は半導体業界での役割や影響力を高めている。今後数年で、成長やM&Aを通じ、年間売上高10億ドルの大台を突破する中国半導体企業もたくさん出て来るだろう」と述べた。

2014年の中国の集積回路(IC)消費は200億ドル以上増えたのに対し、世界市場の伸び幅は260億ドルだった。