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中国の三大貨物航空会社が合併へ、同業でアジア最大規模に

中国民用航空局の周来振副局長はこのほど、同国内の三大貨物航空会社が合併する計画で、同業種としてアジア最大規模の会社が生まれる見込みだと話した。同局主催の「2015中国民航発展フォーラム」での発言。シンガポール・聯合早報網が26日伝えた。

合併する3社は、北京に本社を置く中国国際貨運航空と、上海の中国貨運航空、広東省広州の南方航空・貨物輸送部門。新華社の報道によると、周副局長は合併後の会社の名称については明かしていない。

合併する3社のうち、中国国際貨運航空の資本金は32億3500万元(約643億円)、中国貨運航空は9億5000万元。また南方航空の貨物輸送部門は貨物輸送機でB777-200型6機とB747-400型2機を保有している。

フォーラムの席上、同局の李家祥局長は、「中国の民間航空業は世界2位の規模に成長しており、航空運輸会社52社と運輸のための空港102カ所を持つ。空港は年に10~15カ所のペースで増えている」と説明した。