無料相談受付中

昨年の山梨県内観光 3000万人突破 富士山遺産効果続く

 山梨県は27日、2014年の1年間に県内を訪れた観光客数が、推計で3001万7千人だったと発表した。調査を始めた10年以降、初めて3千万人を超えた。2月の豪雪でイベントの中止や観光施設の休業が相次ぎ、一時は観光客数が落ち込んだものの、通年では富士山の世界文化遺産登録の効果が継続。特に外国人観光客の増加が目立った。
 県によると、県内の観光施設や宿泊施設、イベントなど計1712地点の観光客数を調査した。全体では前年より33万9千人(1・1%)増加した。内訳は県外客が2273万2千人と4分の3を占め、県内客は728万5千人だった。