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中国、液晶パネルの出荷量2017年に世界首位へ

TCLグループの華星光電は2期プロジェクトを予定より50日前倒しして量産体制に入り、生産能力は1月12万枚に達したと発表した。そのほか、京東方重慶、中電熊猫南京の最新工場も稼働し、中国の8.5世代液晶パネル生産ラインは今年中に8ラインとなる。業界内では中国のパネル出荷量が2017年に韓国を抜いて世界首位になるとの見方が広がっている。4月29日、中国証券報が伝えた。

奥維雲網(AVC)薄型ディスプレイ事業部の劉闖総経理は「昨年、世界のテレビ用パネルは大型化が進んだ。今年は欧州と北米でテレビ用パネルの需要が高まるだろう」と指摘している。

華星光電、京東方などのメーカーも大型パネルの需要増への対応を加速させている。