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中国の“超富裕層”1.7万人、平均資産350億円 暮らしは「シンプル」

中国で個人資産が5億元(約96億円)を超える「超富裕層」の人口は約1万7000人で、こうした人々の平均資産額は18億2000万元(約350億円)に上るという。中国の民生銀行と民間研究機関、胡潤研究院がこのほど発表したリポートで明らかにした内容として、現地紙・京華時報が16日伝えた。

リポートによると、中国の「超富裕層」の男女比は、男性が84%、女性が16%。企業経営者が主体で、6割超が上場企業の経営者だった。業種別では製造業が最多の23.5%。次いで不動産業が13.9%だった。

平均年齢は51歳。年齢別では40~59歳が全体の76%を占め、40歳未満の人は7%のみだった。地域別では北京、広東、上海、浙江で超富裕層が多く、全国の57%を占めた。

また、ライフスタイルでは「シンプルを好み、休みの時には本を読んだり、旅行をしたり、家族サービスをしたりする」人が多いとか。年間の休暇は平均22日間。仕事がある日の平均睡眠時間は6.4時間、週末は6.5時間だった。