地方移住に関する相談などに応じるNPO法人「ふるさと回帰支援センター」（東京都千代田区）は10日、2014年の「ふるさと暮らし希望地域ランキング」の結果を発表した。山梨県が初の1位。2位は長野県、3位は岡山県だった。
　上位3県は13年と同じ顔触れ。同センターは山梨県について、首都圏との近さや、移住セミナーを定期的に開催するなど、積極的な情報提供が支持につながったと分析している。いずれも13年は10位までに入らなかった新潟県が5位、静岡県が7位、島根県が8位に浮上した。
　順位は、同センターが利用者に移住希望先について尋ねたアンケート調査の結果に基づく。昨年1月から12月の間に2885人から回答を得た。
　上位10県は以下の通り（括弧内は13年の順位。―は20位までのランキングの圏外）。
　1山梨（2）▽2長野（1）▽3岡山（3）▽4福島（4）▽5新潟（12）▽6熊本（5）▽7静岡（―）▽8島根（14）▽9富山（7）▽10香川（9）。