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ディズニーランドの野菜が「植物工場製」になる

オリエンタルランドは2014年12月15日、新たに山梨県北杜市に太陽光利用型植物工場を新設し、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーで使用するトマト、ミニトマト、パプリカの自社生産に乗り出すことを発表した。2018年3月期(2017年度)から自社生産の実現を目指す。

 オリエンタルランドでは2014年度(2015年3月期)から千葉県袖ケ浦市において野菜の自社生産を開始している(0.5ヘクタールの土地で約100トンのトマト、ミニトマトを生産)。

 これに加え、今回新たに山梨県北杜市の約3ヘクタールの土地に野菜農園を設立。さらに自社生産量を拡大する方針だ。同農園内には室温、湿度、二酸化炭素濃度などの環境を制御するシステムを用いた太陽光利用型植物工場を設置。年間約250トンのトマト、ミニトマト、パプリカなどを季節や天候に関係なく生産できるようになるという。

 千葉県、山梨県の農園を合計すると、トマト、ミニトマト、パプリカの総生産量は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの飲食施設の年間使用量を十分に満たしており、パークの飲食施設で使用するこれらの野菜類は全て自社生産でまかなえるようになるという。