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上海自由貿易区、開放不足批判に反論=商務省報道官

18日付の上海紙・解放日報(9面)によると中国商務省の沈丹陽報道官は17日の記者会見で、上海自由貿易試験区(FTZ)の目玉の一つとして発表した外資参入規制のネガティブリストの開放度合いが不十分との批判が出ていることについて「大多数の分野で外資参入を認めており、開放の度合いは既にかなり高い。これまでになかったものだ」と反論した。

 

ただ、規制が190項目に及ぶネガティブリストについては「適時調整する」と述べ、規制項目を順次縮小する方針を示した。同時に、商務省として今後の運用状況や効果を点検した上で、FTZでは適用が免除される外資関連3法の修正を検討する意向を明らかにした。(時事)