「9価ワクチンは子宮頸がんを9割予防できるが、すでにHPVに感染した女性を守ることができない」。世界初のHPV尿検査製品を開発した諾輝健康の首席科学者である陳一友博士によると、子宮頸がんの99.7%はHPVウイルスの感染によって引き起こされるが、HPVに感染したからといって子宮頸がんになるとは限らない。圧倒的多数のHPV感染は2年内に自動的に回復し、一般的なウイルスとは異なる。またごく小さい一部のHPVウイルスは数年かけて、徐々に正常な細胞からがん化の1−3段階に発展し、最終的に子宮頸がんになる。その他のがんと比べると、子宮頸がんは、HPVウイルスの感染を防げば根絶できるという大きな特徴がある。経済日報が伝えた。
だが、検査方法が不便といった理由により、多くの女性は子宮頸がんスクリーニングに抵抗感を持っている。そこで、諾輝健康はこの人にやさしい製品、尿の分子検出を補助とするスクリーニングを開発した。この技術・方法では尿の多重蛍光により、危険性が高いとされているウイルスの検査・判断を行うことができる。科学的試験によると、尿検査はHPV16型検出感度における適合率が非常に高く、18型の適合率も非常に高い。臨床上のがん化前の診断性能を見ると、その感度は96.8%に達する。
陳氏は「病院に行き並ぶ必要も、予約する必要もない。ネットで注文すればカップが自宅に届けられる。10ミリリットルの尿があればいつでも検査可能だ」と説明した。