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日独韓がSUV市場で「決戦」、ジュネーブモーターショー―中国メディア

2019年3月4日、経済日報は、ジュネーブモーターショーで、ドイツ、日本、韓国のメーカーがそろってSUV市場を狙った新モデル車を発表すると報じた。 

まずドイツではBMWが6日にX4の新モデルを同ショー内で発表すると紹介。新モデルはBMW最新のCLARプラットフォームを採用し、シャーシ技術の大きな向上に伴い50キロの軽量化を実現し、運動性がさらに高まったとしている。 

そして、運動性能と操縦性で評判の高いBMWは昨年、中国で過去最高となる販売台数約64万台を記録しており、今年も21種類の新車を打ち出す攻勢を仕掛ける予定であると伝えた。 

続いて日本からは、マツダが初めてのSUVクーペを発表すると紹介。新車は最新の「魂動」(KODO)デザインと、新世代の火花点火制御圧縮着火(SPCCI)などを含むスカイアクティブ動力系統を採用するとした。 

その上で、マツダが昨年欧州で販売した22万8200台の自動車のうち、CX‐5とCX‐3が絶対的な主力だったと説明。マツダモーターヨーロッパのジェフ・ガイトンCEOが「顧客から、マツダCX‐3の唯一の不足点は小さすぎることだ」と言われたことを明かし、同社として今後SUVのラインナップを拡大する意向を示したことを伝えている。 

最後に、韓国については起亜が昨年欧州で5万1500台を販売したSUV、Picantoのニューモデルを発表すると紹介。3ドアから5ドアへと移行する欧州のトレンドに合わせて5ドア版の「都市型SUV」を打ち出すとともに、座席とラゲッジスペースの空間効率をライバル社よりも向上させたと紹介した。