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一風堂が四川省成都市に進出―中国18号店、北京・上海に続く拠点、その他

<日中経済・新事情> 

関連用語:ラーメン、一風堂、四川省成都市 / ローソン、クイーンビーキャピタル、電子ウォレット、Loppi、日本円受け取り / 南海電鉄、アリペイ、ウィーチャットペイ、アイティフォー、JR西日本、競合路線 / イオン、イオンワンパーセントクラブ、高校生、ティーンエイジ アンバサダー事業、北京、武漢、青島 

●一風堂が四川省成都市に進出―中国18号店、北京・上海に続く拠点 

力の源ホールディングス(福岡市)は9日、ラーメン店チェーンの一風堂の中国18号店「IPPUDO 成都 Mix City店」が6日、グランドオープンしたと発表した。カウンター席とボックス席が中心の店舗で、メニューもダイニングスタイルの中国既存店舗とは異なり、日本の一風堂の路面店に比較的近い。主要メニューの価格は特製白丸(52元/855円)、特製赤丸(55元/904円)、特製からか麺(58元/954円)、博多豚骨担々麺(52元/855円)、博多一口餃子(22元/361円)など。 

●訪日観光客向け、ローソン「Loppi」で自国の電子ウォレット経由で日本円受け取りが可能に 

クイーンビーキャピタルは9日、ローソンおよびナチュラルローソンに設置されているマルチメディア端末「Loppi」を利用し、自国の電子ウォレット経由でレジから「日本円の受け取り」が可能な日本初の訪日観光客向けサービス「PayForex Cash」を11日に開始すると発表した。第1弾として、香港のフィンテックスタートアップ企業「TNG FinTech Group」が展開する電子ウォレットサービス「TNG Wallet」の利用者が対象になる。 

●南海電鉄の「アリペイ」「ウィーチャットペイ」モバイル決済にアイティフォーの決済クラウドなど採用 

アイティフォーは9日、南海電気鉄道おけるモバイル決済「アリペイ」「ウィーチャットペイ」サービスに、同社の決済クラウド「iRITSpay(アイリッツペイ)」およびマルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」が採用されたと発表した。7月から南海電鉄の一部の駅窓口にて本格稼働しており、関西空港駅をはじめとした主要駅を利用される中国人観光客は、日本円に両替することなくアリペイやウィーチャットペイで乗車券購入が可能になったことで利便性が大幅に向上した。関西空港で入国する訪日中国人の多くはJR西日本か南海電鉄のいずれかを利用する。両線とも大阪市内に通じる競合路線であり、南海電鉄は、訪日客の利用者増加の施策のひとつとして「アリペイ」「ウィーチャットペイ」によるモバイル決済を導入した。 

●イオン、高校生交流の「日本 中国 ティーンエイジ アンバサダー事業」を中国で実施 

イオンは9日、公益財団法人イオンワンパーセントクラブが15日から、中国の高校生と日本の高校生140人が7日間の交流活動を通じて親交を深める「日本 中国 ティーンエイジ アンバサダー(高校生交流)事業」を中国で実施すると発表した。7月に実施した日本招聘プログラムの「日本 中国 ティーンエイジ アンバサダー事業」に参加した東京都、茨城県、北海道の70人、中国の北京市、武漢市(湖北省)、青島市(山東省)の70人の計140人の高校生が中国で再会し、中国政府外交部(中国外務省)と北京市人民政府への表敬訪問を行う。「伝統文化の進化」をテーマに中国の折り紙体験や、伝統的な住宅様式「四合院」再生に取り組む日本人建築家のレクチャーにも臨む。さらに北京市、武漢市、青島市の3エリアに分かれ、各地の歴史・文化体験や授業体験、ホームステイを通じて親交を深める