国家郵政局が12日に発表したところによると、今年上半期には宅配便産業全体での業務量が220億8千万件に達した見込みで、2015年の通年の業務量を47億6千万件上回った。業務収入は2745億元(1元は約16.9円)に達して前年同期比25.8%増加したとみられ、増加率は同期のサービス業生産指数の増加率の3倍以上、かつサービス産業の中でトップクラスだった。
同局関連部門の責任者は、「上半期には宅配便市場に積極的な変化がみられた。市場の集中度が急速に上昇し、宅配便・小包サービスブランドの市場集中度指数は81.5ポイントに達して、上昇幅が3年ぶりの高水準となり、市場シェアと市場要素が重点企業に集中する動きが加速した。中部・西部地域の増加率が加速し、地域均等化に向けて状況が徐々に改善された。上半期の宅配便業務量は中部が26億5千万件で同30.7%増加、西部が17億件で同34.1%増加だった」と説明したた。
中国宅配便発展指数をみると、6月は176.2pで同34.9%上昇し、このうち宅配便サービス品質指数は同70.3%上昇し、宅配便サービスの品質が大幅に改善されたことがわかる。宅配便サービス利用者満足度は78.1pで同0.9p上昇し、72時間納期遵守率(OTD)は77.6%で同4.6p上昇した。