2018年5月15日、新華社は、世界の航空会社ランキングで中国の航空会社が上位に続々とランクインしたと報じた。
香港の世界スチュワーデス協会(WASA)などが主催する第9回世界航空会社ランキングプレス発表会・第8回世界スチュワーデスフェスティバル表彰式が15日に行われ、世界で総合力の高い航空会社トップ10、特色ある航空会社トップ10、世界の空港ベスト10など16のランキングが発表された。
最も注目される安全な航空会社トップ10では、ニュージーランド航空が1位、シンガポール航空が2位、フィンランド航空が3位、中国国際航空も5位に入った。また、競争力ランキングでは中国国際航空が4位、中国南方航空が5位、中国東方航空が7位に入り、深セン宝安空港が世界の美しい空港ベスト10のタイトルを獲得した。
中国のネットユーザーからは「わが中国に『いいね!』をあげたい」「国内の航空会社は確かに安全だ」といった称賛の声が出た。しかしそれ以上にこのランキングに対する疑問の声が目立ち、「うそばっかり」「中国民航局が選んだんじゃないのか?」「中国人がたくさん投票したんだろう」「国民を安心させるための情報か?」」との感想が見られる。
また、「航空会社や空港を評価する重要な指標である定時出発率のランキングがどうしてないのか」との指摘も。「中国は定時出発率では世界最低レベル」との意見も出た。