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中国で外資系企業の撤退相次ぐ、中国人が自国ブランドを選ぶように―米メディア

2016年11月11日、中国の消費者が国内ブランドの製品を選ぶようになり、中国市場に進出した海外ブランドは生き残りがますます難しくなっている。環球時報が伝えた。 

ブルームバーグによると、英国のスーパー、マークス&スペンサーは中国市場に進出していたが、すでに10店舗が閉鎖に追い込まれた。中国の消費者が次第に国内ブランドの製品を購入するようになったことやネットを通じた買い物をするようになったことが原因だという。 

コンサル大手ベイン&カンパニーの調べでは、中国経済の減速で消費が落ち込む状況の中、外資系企業の業績は中国企業よりも悪化している。2015年、シャンプーやビールなど26品目で、グローバルブランドは中国での売り上げが1.4%減少したが、中国の国内ブランドは7.8%増加した。消費者の動向にいち早く対応できているためだとみられている。 

ファストフード各社は商品開発の現地化を進めることでシェアの縮小を食い止めようとしている。マクドナルドはタロイモパイを、ケンタッキーフライドチキンは北京ダックツイスターを発売している。しかし、中国人の味覚を満たすにはほど遠く、商品の多様化は新たなリスクを招きかねない。 

衣類では中国人の体形や体格に合わないなど、中国の消費者に対する基本的な理解が欠けていることも背景にある。マークス&スペンサーはこの点でミスを犯し、中国の大衆市場に迎合しようとしながら失敗に終わった。同種のミスを犯す外資系企業は後を絶たない。 

しかし、マークス&スペンサーの撤退は他の外資系企業にとっていい教訓になるかもしれない。小売りの20%がネット上での販売だという点も忘れてはならず、中国に適切なパートナーがなければ、中国で消費意欲の強い中産階級の動向もつかみ得ないだろう。