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中国不動産バブルが再び!当局は対策始めるも効果なし―米紙

2016年9月21日、参考消息網によると、中国不動産バブルが膨張し、抑制策も効果は限定的となっている。 

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは19日、中国の不動産価格の高騰について報じた。中国国家統計局の最新統計によると、8月の新築住宅価格は前月比で1.3%上昇した。2011年1月以来となる高い上げ幅だ。不動産バブル過熱の傾向を見て、一部都市では価格抑制策を導入している。 

上海では土地払い下げ入札を一時中止。南京や広州では住宅価格の上限を規制している。もっともこうした小手先の対策では土地価格の上昇は止まらない。根本にあるのは低金利だ。低金利で融資を受けられることで、不動産開発業者が積極的に土地を取得し、不動産価格上昇につながっているのだ。