富士河口湖町大石の大石公園で16日、河口湖の湖面を照らし、お盆に先祖や亡くなった人たちを思う「富士河口湖灯籠流し」(実行委員会主催)が行われる。
もともと近くに別院がある宗教団体「真如苑」の行事だったが、町観光連盟や地域の各団体と連携し、9年前から誰でも参加できる催しになったという。
午後2時開場。4時から灯籠の受け付けが行われる。当日は計1400艘分の灯籠が用意され、先祖への思いやメッセージ、イラストなどを自由に書き込むことができる。これらに事前予約分を加えた計2千艘を、湖畔から湖面へと流していく。
6時半からは、黙祷(もくとう)などのセレモニーが行われる。流した灯籠は翌17日午前に、すべて回収するという。