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ニセモノ大国・中国で勝ち抜くために、“体験”を売るディズニーの勝算―上海市

2016年6月3日、環球時報は記事「上海ディズニーランド開業間近、中国当局は偽者商品の摘発を強化―シンガポール紙」を掲載した。 

シンガポール英字紙ストレーツ・タイムズによると、上海ディズニーランド開園を目前に控えて、中国国家工商行政管理総署は特別班を結成し、偽ディズニーグッズの摘発を強化している。 

それでも海賊版の撲滅は難しいが、ディズニーには十分な勝算がある。2008年からディズニーは中国各地に英語教育センターを展開している。アニメ映画のDVDは海賊版で済ます保護者たちも、子どもの教育のためには年1000ドル(約10万7000円)の学費を惜しまない。モノは簡単に模倣されるが、ユーザー体験が盗まれることはないからだ。