全国科学技術革新大会、両院院士大会、中国科学技術協会第9期第2回全体会議が30日午後、北京で開かれた。李克強首相が重要談話を発表した。北京日報が伝えた。
李総理は、次のように強調した。
革新支援の政策・措置を実施・改善し、全面的な革新における科学技術革新のけん引力を十分に発揮する。まず基礎研究の不足を補う。長期的で安定的な支援を拡大し、2020年までに研究開発費がGDPに占める比率を2.5%にする。国家実験室、総合性国家科学センターなどの高水準革新プラットフォームを設立し、科学研究機関および大学の担い手としての力を十分に発揮する。企業と民間の積極性を高め、オリジナルの革新力を強化する。
次に研究・応用の産業化のボトルネックを解消する。企業を主体とした市場志向型の革新メカニズムを構築し、国家の戦略的意図を示す重大科学技術プロジェクトを計画・推進する。現在および長期的に利益をもたらす新産業、経済成長源を形成する。
さらに、共同革新を力強く推進する。インターネットにより開放・共有型の革新メカニズム・プラットフォームを構築する。企業・科学研究機関・大学・革新的起業家などの革新主体の協力、人材・技術・資金などの革新要素の協力、大衆による起業・革新(イノベーション)と科学技術革新の協力、地域革新の協力を推進する。革新の潜在能力を引き出し、新たな原動力を育成し、伝統産業の改造・レベルアップに取り組む。