国家発展改革委員会(発改委)と商務部は合同で中国投資環境座談会を開いた。9月29日、中国経済網が伝えた。
発改委の李朴民秘書長は、「投資環境の改善により、中国は外資の主な流入国となった」と紹介。国連が公表した「2015年世界投資報告」によると、2015~2017年にかけ、中国は依然としてグローバル企業から最も見込みがある市場と捉えられている。
商務部外資司の唐文弘司長は「複雑で変化の多い国際環境に直面し、中国政府は改革開放を全力で進めている。2014年の世界全体におけるグローバル企業の投資は16%低下したが、中国への外資流入は前年比3.7%増え、世界最大の投資受け入れ国となった」と指摘。今年1~8月の外資実質利用額が前年同期比9%増の853億ドルとなったことや、上海、広東、天津、福建の自由貿易試験区が成果を上げていることなどを強調した。