27日に公表された「2015中国観光業発展報告」によると、昨年の中国本土の海外旅行者数は前年比18.7%増ののべ1億1000万人だった。9月27日、新華網が伝えた。
報告書は中国旅遊研究院武漢分院が作成、2012年から年に1回公表されている。
同分院長で華中師範大学教授の胡静氏は「中国本土の国民の海外旅行消費総額は5年連続で世界一となっている」と説明した。
また、2005年から2014年にかけて、中国内の観光客はのべ12億1200万人から36億1100万人に、国内観光総収入は5286億元から3兆312億元に増加した。昨年の外国人旅行者による観光収入は同10.2%増の569億ドルで、米国、スペインに次ぐ3番目となった。