台湾紙・経済日報によると、今年10月の大型連休に台湾を訪れる中国本土観光客は前年比10%増に達するとみられている。28日付で中国新聞網が伝えた。
台湾の観光当局によると、大型連休中に台湾を訪れる中国本土客は1日平均約9000人~9400人、台湾にもたらす経済効果は約5億台湾ドルに達するとみられている。昨年の1人当たり消費額は1日平均241.9ドルに上り、国別で日本に次いで2番目に多かった。昨年の国慶節(建国記念日)連休に台湾を訪れた中国本土ツアー客は約3万人、1日平均約4285人だった。今年は3.3万人、1日平均約4700人の見通しだ。
台湾当局者によると、昨年1年間に台湾を訪れた中国本土客は延べ398万人。今年は個人旅行の人数の上限を引き上げ、金門、馬祖、澎湖の「小三通」を経由して訪台する人の数もこれまでの1日500人から1000人まで増えることから、今年の訪台中国人客は延べ420万人に達する見通しとなっている。