高いデザイン性が評価されている中国のスマートフォンメーカー、錘子科技（スマーティザン・テクノロジー）は１０月に日本支社を設けて日本市場に進出し、さらに米国市場への進出にも意欲を示している。中国ＩＴニュースサイトのｃｎＢｅｔａが２８日伝えた。

報道によると、錘子科技の羅永浩・最高経営責任者（ＣＥＯ）は中国版ツイッター・微博でこうした状況を明らかにした。このほど日本で自社製品を扱う業者と商談をしたこと、また、１０月初めには米国に行き、商談を行うことを紹介。日本進出によって米進出への地ならしをしたい考えとみられる。

同社が海外進出を加速させていることに対しては、「速すぎて問題が生じるのではないか？」との懸念も出ているが、羅ＣＥＯは先行きに自信を示した。